※
集客・
宣伝の
費用対効果を最大化する
渡邉>
集客のための
宣伝手法はいろいろあると思いますが、果たして
相応の成果は返ってくるのか、というところが問題ですよね。
今は一攫千金が狙えるような社会ではないので、
集客して、
宣伝 して、売りを立て、そこでもう一段階広げて深めていく。 そういう
段階的な展開をするしかないと思うんです。
金山>
宣伝っていうと、まだ会っていない、あるいは今はもう会っていない
人とどのように会い、そこからどうマーケットを拡大していくかという
ことをイメージしがちで、既に会っている人や、C・Dランクの人って
あまり追っかけていなかったりしますよね。
でも実は、この人たちをきちんとフォローアップしていけば、彼らが
BランクやAランクになったりするかもしれない。
お客様を育てていくことは、新しいマーケットを広げることなんです。
Y.R.>“
営業”が“売る”ことだという概念は僕には全くなくて、見込み客を
集めることに集中しています。
宣伝を打つにしても、目先のことに
白黒つけることを
目的とした広告と、見込み客の
集客を
目的とする
広告とでは、後者の方が簡単で効果的だったりするんです。
見込み客を徹底的に集めることを入口とし、集まった見込み客に
どういうステップを踏ませて契約まで繋げていくかを考える方が、
圧倒的に契約が取れるということを経験でで実感しています。
売上が行き詰っている場合、売れなければ次のお客様へと行き
がちですが、お客様をどう育てるかに頭を切り替えた方が、
近い将来の
売上が変わってくるんじゃないかと思います。
渡邉>コンサルタントという職業上、「
売上を上げたいんだけど、どう
すれば
集客できますか?」とよく聞かれますが、
宣伝の仕掛の
ための準備や
営業マンの教育に時間やお金をかけるなら、
「顧客化」に注力した方がよっぽど早いんですよね。
顧客化という受け皿が無いのに新規開拓をしても、ザルのように
漏れてしまうので、自転車操業はどこまでも終わらないですから。
今、興味を持ってくださっているお客様にもっと興味を持っていた
だいたり、過去にほんの少しかすっただけのお客様にもう一度
思い出していただいたりして、顧客化の
アプローチをしていき、
更にはご紹介に繋げられるといいですね。
そうやって余剰金ができたところで、それを運転資金に新しい
集客 の仕掛けを進めることができれば、今スグできるところから
あまりお金をかけずに始められて、確実に収益を上げていくという、
段階的なステップを踏むことができますよね。
金山>高度成長の頃は、モノさえ作れば売れるというのが当たり前だった
んでしょうけど、今の時代は、考え方や価値観が多様化していて、
オンリーワンの商品がなかなかないですよね。
S.K.>そもそも作り手側が顧客のことを考えていないことが多いですよね。
必要か必要じゃないかは、お客様、使う側が決めることであって、
作り手側が決めることじゃないですから。
渡邉>精密機器の取り扱い説明書なんて専門用語ばかりで、読み手の
ことを考えているのか疑問ですよね。
作る側は、作ることのプロなんでしょうが、お客様と接して、お客様に
どんなサービスが必要かを知って実践しているプロではない。
そこに関して完全なアマチュアなんだという認識を、会社のそれぞれ
のセクションが持っていないと、完全に間違いますね。
いい商材であっても、売れない商材になってしまう。
Y.R.>商品の品質が良ければ売れる、価格が安ければ売れる、サービス
が良ければ売れるっていうのは全部錯覚なんですよね。
どこに
ターゲットを絞るかが重要です。
例えば、旅行会社で航空券を売りたいという
目的だと、
“○○よりも△割安い”といったキャッチコピーになるんでしょうが、
旅行によく行く人を集めるという
目的だと、
“業界○年の添乗員が教える有名スポット”といったキャッチになる。
後者の方が、見込み客が集まりますね。
渡邉>買い手側の心理というものをどこまでわかっているか。
目的を絞って
いたら、そこに訴求できるものを提供できるんです。
でも、いろんな層にヒットさせたい、少しでも反響が欲しいという、切り捨て
られない経営者って多いと思うんですよ。 結局、成果が出せないことを
やってしまってしまう。
お客様や見込み客をカテゴライズして
ターゲットを
絞り込み、その層に
何を訴求したいのか、という
目的を絞り込むことが必要なんです。
※このレポートは、特定の個人情報や企業名などを伏せるため、会議中の
会話の特定部分のみを抜粋して掲載しておりますことをご容赦ください。■□■□■□■
【戦略会議】は、毎月第2火曜夜に開催 ■□■□■□■